会社案内

 IT技術の飛躍的な進化と経済のグローバル化は、世界との距離感と人々の価値観や意識を大きく変化させています。一方でそれに伴う急激な経済成長は、異常気象などの環境変化や海洋汚染など新たな問題も引き起こしています。このような時代にあって私たちは、どのようにしてお客様や社会に貢献できるかを常に考えています。

 信友は1862年の創業以来、長い歴史の中で培ってきた『信用』と『実績』をもとに、繊維のプロとしての自負と自覚をもち、自由な発想と柔軟な思考を大切にして時代の変化に対応してきました。

 綿・麻・ウールなどの天然繊維やナイロン・ポリエステルなどの化学繊維を原料とした原糸、その原糸から生み出されるさまざまなテキスタイルや衣料・資材製品などの各分野で、お客様からの多様なご要望に、情報力・提案力とアジアを中心としたグローバルな生産ネットワークでお応えすることが大切と考えています。また、フェアトレードやオーガニックコットン・抗菌素材等の取り扱いを通じたSDGs（持続可能な開発目標）への取り組みも更に進めていかなければならない課題です。

 世界のグローバル化の中で、私たちの活躍の舞台はさらに広がっていきます。これからも、繊維をとおして社会への貢献と新たな価値の創造を目的としたビジネスの構築に努め、お客様の期待に的確に応えられる企業を目指してまいります。

初代・近藤友右衞門が『信濃屋』の屋号で尾張藩御用達の綿糸商として文久2年(1862)に創業。『信濃屋友右衞門』と呼ばれた創業当時の通称が現社名『信友』の由来となりました。
大正6年(1917)に『株式会社信友商店』として会社設立、昭和18年(1943)現在の社名に改称し、今日に至っています。
明治維新から戦後の高度経済成長期に至るわが国の近代産業発展の歩みの中で、信友が一貫して積み重ねて来たのは、専門商社としての信用と実績です。
創業者の先進的な気概を受継ぎ、我が国繊維業界の黎明期から現代に至るまで、先駆者として時代の先端を歩み続けるとともに、繊維のプロ集団としてその地位を確立しています。