名古屋第二部長

私の出身の名古屋第二部寝装製品課の販売先は、シーツや布団カバーなどの寝装品を扱う問屋や量販店。ニーズに合わせて、生機(きばた)という染色前の状態で納品する商売と、プリントや染色などを施した生地(加工反)を売る商売、すぐに店頭に並べられる最終製品を扱う商売の3つを展開しています。この分野の価格競争は激しくて、私たちがコストを切り詰めて契約を取っても、次の商談では、必ず他社がそれを下回る見積りを提出してくるというのが常識です。市場全体から見ると、商品の供給が過剰になっているという背景もありますが、価格以外の価値が提案できないと、こうした競争に勝つことはできません。つまり、同じ商品を同じように提案するのでは、シェアは拡がらないということですね。 私は、こうした現状を打開する切り札は2つあると考えています。ひとつは、情報力です。現在は、素材調達や加工のほとんどを中国で行っていますが、まだまだ私たちが知らないメーカーが数多くあって、魅力的な素材や商品がたくさん流通しているんですね。そういった情報を収集し、販売先に提供することで、より競争力のある商品づくりやコスト構造を提案していくことが、これからの私たちの役割だと考えています。もうひとつは、私たち自身が、寝装品のスペシャリストになることです。これまで、生機・加工反・製品と扱う商品ごとに固定していた社員を、生機から最終製品までの全てが扱える寝装のスペシャリストに育てることです。部長の仕事は、部下たちが思い切り活躍できるステージをつくることですから、まだ私が担当している最終製品の仕事を徐々に部下たちに任せながら、寝装のことなら、どんな要望にも応えられる営業に育てていきたいですね。この仕事のやりがいは、やはり売り上げをつくること。去年の自分を超える利益を上げることですから、そのためのいい環境づくりを通して、彼らの成長を応援したいと考えています。






1989年入社。
休日は海へ。以前は、お気に入りのサーフボードが相棒だったが、最近は釣り竿に変わったのが少し悔しい。それでも、天気がいいと「もったいない!」と外出したくなる行動力は健在。海までのドライブでは、大好きな音楽がお供になる。最良の気分転換は「飲む」こと。仕事柄、取引先との会食も多いが、同僚や部下を誘っての飲み会も大好き。若手社員に嫌われない?ように、酒の席では仕事の話をしない筈が、やはり、ついつい熱くなる。課長職になった今も、心の熱さに変わりはない。